
タイトル:サクッとわかる ビジネス教養 ビシネスフレームワーク
監:牧田 幸裕
出版社:新星出版社
概要
ビジネスにおけるフレームワークとは、市場や競合、自社の分析などを行うために、情報を整理する枠組みのこと。戦略コンサルタントは、数々のフレームワークを駆使して企業の経営戦略を構築します。同時に、フレームワークは経営戦略策定以外の場面でも役立ち、幅広い業務に活用できます。
引用:アマゾン,サクッとわかる ビジネス教養 ビシネスフレームワーク,2025/4/16
https://www.amazon.co.jp
一言
ビジネスマンなら聞いたことがある人も多いフレームワークという言葉ですが、実際知らず知らずのうちに使っているケースも多々あります。
簡単に言うと物事を考える時に使える便利な枠という道具です。
そんなフレームワークは正直いくらでもあるんじゃないかって言うくらい種類があります。
その中でもビジネスで使えるフレームワークを厳選して紹介してくれているのがこの一冊で、読みやすく、分かりやすい、そしてそのまま実践で役に立つと感じました。
「フレームワークって何だろう?」「ビジネスで使えるフレームワークを知りたい」「実践で活用できる情報が欲しい」そんな方にオススメです。
私の評価
私の総合評価 | 点数(5点満点) | ジャンル |
---|---|---|
★★★★★ | 4.8 | ビジネス |

項目 | 作品の評価 | コメント |
---|---|---|
気づき | ★★★★☆ | 自分の中で何かが変わるような、良い気づきが得られました。 |
理論の深さ・裏付け | ★★★★★ | 理論的裏付けが非常にしっかりしており、深い理解が得られました。 |
実生活での活用度 | ★★★★★ | 行動や思考にすぐ落とし込める内容で、実践的でした。 |
読みやすさ | ★★★★★ | とても読みやすく、ストレスを感じずに一気に読めました。 |
共感・読者理解度 | ★★★★★ | 読者の気持ちをよく理解しており、まるで自分のことのようでした。 |
思考の整理サポート | ★★★★★ | 頭の中がスッキリと整理され、新しい視点を得られました。 |
読者特性への親和性 | ★★★★★ | ターゲット読者に深く寄り添っていて、安心感がありました。 |
ボリュームと集中力負担 | ★★★★★ | 短すぎず長すぎず、集中しながら気持ちよく読了できました。 |
内容密度 | ★★★★★ | どの章も密度が高く、無駄がまったく感じられませんでした。 |
コスパ | ★★★★☆ | このボリュームでこの内容なら、十分に価値がありました。 |
感想
フレームワークは前からいくつか調べて知ってはいたのですが、こんなにビジネスで使えるフレームワークが存在したんだなと驚きました。
そして一つ一つがとても分かりやすく解説してくれているので読んでいてストレスがなく、サクサク読み進めることができます。
また会議やマーケティングなどシーンに合わせて紹介してくれているので即実践で役に立つと感じました。
この一冊があれば業種や職種によるところもありますが、よっぽど業務に当てはめて活用することができるのではないか、と思っています。
私は工場で働いていましたが、QCDやPDCA※などよく耳にしており、これもフレームワークだったんだなぁと知り、様々なものが改めて考えるとフレームワークに当てはめて考えているなぁと実感しました。
※QCD・・・品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の頭文字をとった言葉品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の頭文字をとった言葉
※PDCA・・・Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つのステップを繰り返すことで、目標達成や品質向上を図る。
ただこれは私のようにビジネスのフレームワークをさほど知らない人からすれば良いのですが、ネットで調べれば載っていることがほとんどです。
それらを分かりやすくまとめて説明してくれているので私としては大変満足な内容ですが、人によっては気づき、コスパの面でちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
最後に
読んで終わり、じゃもったいない。
気になったフレームワーク、ひとつだけでも使ってみてください。
きっと「仕事の見え方」が少し変わってくるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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